- 2016-11-8
- ニキビケア(化粧品・成分), 話題

この記事ではニベアクリームがニキビ肌をニキビ0肌にする効果があるのかについて紹介しています。
空気が乾燥するこの季節、「乾燥対策をしっかりしないと!!」と意気込んでいる方が多いのではないのでしょうか?
乾燥対策と言えば、お肌だけではなく、身体や髪の毛、唇などなど・・・沢山ありますよね。
そんな時に「保湿として全身に使えるもの!」と聞くと「ニベアクリームの青缶」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ニベアクリームは赤ちゃんからご老輩の方まで使えますし、最近ではNHKのためしてガッテンで紹介された「ガッテン塗り」も話題になりましたよね。
ニベアクリームはコストパフォーマンスも良く、女子中高生の間で大人気ですが、ニキビケアにも効果を発揮するのかご紹介しますね。
ニベアクリームの成分はニキビ肌に良い?
まずは、ニベアクリームの成分に着目してみたいと思います。
ニベアクリームの成分は「ある高級美容クリームと配合されている成分がほとんど一緒!」といって、話題になりましたよね。
その有名クリームと言えば、、、ドゥラメール クレーム ドゥラメール
気になるクレーム ドゥ・ラ・メールの成分は
水、ミネラルオイル、褐藻エキス、ワセリン、水添ポリイソブテン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、ライム果汁、パラフィン、エタノール、硫酸Mg、オレイン酸デシル、ジステアリン酸Al、オクチルドデカノール、香料、クエン酸、ステアリン酸Mg、パンテノール、安息香酸Na、水添野菜油、シアノコバラミン、カロチン
です。
一方、ニベアクリームの成分は
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
赤文字がクレーム ドゥ・ラ・メールにのみ含まれている成分で、青文字がニベアクリームにのみ含まれている成分になります。
こうやって、表にしてみると、意外と違う成分も含まれているのがわかりますよね。
そして、一番の大きな違いが褐藻エキスです。
この褐藻エキスはクレーム ドゥ・ラ・メールが12年かけて独自に開発したミラクルブロスという成分の原料になっている物です。
このミラクルブロスは主成分はカリフォルニアの海岸でとれる海藻で、ラメール者の研究家が12年かけて開発したと言われる成分です。
そのため、クレーム ドゥ・ラ・メールはテクスチャーがニベアクリームにかけてしっとりしやすく、サラサラと浸透する感じが魅力的ともいわれ、ニベアクリームとの大きな違いです。
ニベアクリームの成分を見てみるとわかるように、保護成分分がメインのため、お肌に浸透したり、働きかけてくれることはほぼなく、外部の刺激から守るためのクリームです。
むしろ、油溶性の成分が多いため、ニキビ肌がお悩みの皮脂の過剰分泌を促進してしまう恐れがあるため、ニキビ肌には有効ではないことが多いのです。
実際にニキビが治った!の声は嘘なのか?
ニベアクリームにはお肌を保護する役割しかないというのは先ほどご説明したとおりなのですが、それでもネット上では「ニベアで肌がキレイになった」「ニベアでニキビがなくなった!」という声がありますよね。
この方たちはニベアクリームだけを使用して綺麗になったのか?というと正直、微妙だなと思います。
実際にニベアクリームを使用した方たちが、ニベアクリームの前に補水、保水、保湿効果の高い物を使用しているのであればニベアクリームでニキビが治った!との声も納得できます。
何故なら、ニベアクリームは何度も言いますが保護力が優秀ですので、与えられた水分や美容成分をがっちりキープする事が出来るからです。
ですので、今ニベアクリームを使用していてお肌の調子に違和感がないのであれば、ニベアクリームを使用していても問題はありませんが、ニキビが治るというわけではありません。
むしろ、皮膚呼吸を遮る可能性がありますし、油溶性の成分が多いため皮脂の過剰分泌を促進しますので、ニキビが増えてしまう恐れもありますので注意が必要です。
コストパフォーマンスが良いと話題のニベアクリームですが、ニキビを治すのであれば、ニベアクリームより、ニキビ専用のクリームを使用するようにしてあげましょう。