- 2015-11-10
- ニキビケア(化粧品・成分), ビタミン

この記事では、「美容に良い!」とされるビタミンとビタミンC誘導体の違いとは何なのか?について詳しく分かりやすく紹介していますよ~!
よく聞く「ビタミンC」。
何かお肌の調子が悪いとすぐに「ビタミンC摂ったほうがいいよ!」って言われませんか?
そしてあなたがニキビに困っているのなら絶対に1回は聞いたことある「ビタミンC誘導体」。
ビタミンC=ビタミンC誘導体!?
この2つの違いは何?どっちがニキビ肌に効くの?
【ビタミンCとビタミンC誘導体の違いは?】
昔からお肌に良いという成分としてビタミンCが有名です。
また最近化粧品などでもよく使われているビタミンC誘導体というものも1度は聞いたことあるのではないでしょうか?
ビタミンCというのは、
美白効果
抗酸化作用
コラーゲン生成を助ける
免疫力アップ
など様々な作用があります。
しかしビタミンCそのものは非常に酸化しやすく、肌に浸透しにくい成分なのです。
また安定性がなく、他の成分に影響を与えかねないので化粧品には不向きという事であまり化粧品には配合されていません。
そこで作られたのが、「ビタミンC誘導体」。
ビタミンC誘導体というのは、ビタミンCにマグネシウムなどの金属イオンを組み合わせたものなんです。
こうすることで科学反応が起こり、酸化しにくく、お肌にも浸透しやすい成分出来るのです。
またお肌の奥へ浸透した後に肌の中の酵素の働きによってビタミンCへと戻ります。
なので、紫外線を気にすることもありませんし。本当に必要なお肌の奥で働くことが出来るのが「ビタミンC誘導体」と言えるのです。
【ビタミンC誘導体が起こすニキビ肌の刺激】
ビタミンC誘導体は、メラニンの生成をおさえながら新陳代謝をアップしてメラニンの排出を助け、色素沈着の改善を促します。
また、皮脂分泌のコントロールや肌をなめらかにする作用など、ざらざら肌・オイリー肌・にきび肌から大人の肌ケアにも効果が期待されます。
しかし皮脂の分泌を抑える作用によって乾燥しやすい肌になったり、敏感肌の人には逆に乾燥しやすくなったり、また刺激を与えてしまうこともあります。
なので、特に乾燥肌、敏感肌、炎症のある肌の方は使用に際して注意が必要です。
少しでも悪化していると感じたのなら、使用を中止するか、ビタミンC誘導体の濃度が薄いものに切り替えるなどの対処を行ってくださいね!
【ニキビケアに欠かせないビタミン】
「ビタミンC」がニキビケアに欠かせないことはもうお分かりになったと思います。
しかし他のビタミンにもニキビケアに効果的なものがあるんです^^
またビタミンはビタミン同士なので、お互いを助け合う性質があります。
なので同時に摂ることで効果をさらにアップさせることが出来るんです^^
例えば、
・ビタミンA
≪働き≫
・肌のハリ・ツヤを健康的に保つ
・皮膚のターンオーバーを活発にさせ、病原菌などをブロック
・免疫力を高め、ニキビの原因、アクネ菌の繁殖を抑える
・抗酸化作用で美肌効果あり
これだけの効果があります。
しかしそこまで重視されていないのは何故なのか?
それはビタミンAを摂る上で注意しなければならない事があるから。
それは、摂取しすぎると・・・
頭痛・めまい・
皮膚が異常に乾燥する・
脱毛・肝機能障害
などに陥りる可能性があるからです(ビタミンA過剰症と言います)。
しかしこのビタミンA。
実は2種類あって、たくさん摂取してもビタミンA過剰症にならないものがあります。
それがβーカロチン。
ニンジン、キャベツ、ネギなどに多く含まれているのですが、このβーカロチンはどれだけ多く摂っても必要な分だけ使ってくれるんです。
しかしもう一方のレチノールは、取れば取るほど体の中に溜まっていき、取りすぎた場合ビタミンA過剰症になる可能性があるのです。
レチノールはレバーやウナギ、鱧(ハモ)などに多く含まれています。
しかし朝食から夕食までずーーーーっとレバーだけを食べていなければ、ビタミンA過剰症にはならないので安心してくださいね!(笑)
またマルチビタミンなどのビタミンAはほとんどがβーカロチンで出来ていますのでこちらもご安心ください^^
ニキビケアのためにビタミンCだけではなくて色々なビタミンを同時に摂取するようにしてくださいね!