- 2016-3-22
- ニキビケア(化粧品・成分), 保湿

この記事では、お肌の為に行っているフェイスパックでニキビが悪化する人はどうして悪化するのか?について詳しく紹介していますよ~!
もうすぐ春が来て夏が来て、、、と薄着の季節になろうとしています
また何かとイベントが多くなる時期でもあるから肌をきれいに仕上げておきたい・・・というとき、真っ先に思い浮かぶのは「フェイスパック」ではないでしょうか。
お手軽に保水・保湿が出来て、お肌プルンプルンになると思いますよね。
またたくさんの市販のパックから選ぶこともできますし、化粧水を浸したコットンを使うパックもありますね。
確かに健康な肌の状態でフェイスパックを使うことは、美容成分もぐんぐん浸透し、お肌に効果的なのは間違いないです。
しかしニキビがあるのにフェイスパックをしてしまうと悪化してしまったという声も多く聞きます。
特にニキビの炎症がひどいからと連日パックをしたら肌はきれいになるのか?というと、実はニキビ肌にとってこれは逆効果だったりします。
今回はなぜお肌にいいとされているフェイスパックが時にはニキビを悪化させてしまうのか?それについてお話ししていきます。
【フェイスパックでニキビが悪化する人がいるのは何故?】
大人ニキビの原因のひとつが乾燥だと言われています。
そのため水分たっぷりの保湿系フェイスパックをすればお肌が潤ってニキビも改善するのでは?と期待してしまいますよね。
しかし実際はニキビのない健康な肌でも、毎日ローションパックを続けると、肌がガサガサに硬くなったり、赤いブツブツがたくさんできてしまったという報告があります。
ニキビ肌の方がフェイスパックを使用して、ニキビの悪化に繋がってしまったのは何故なのでしょうか?
その理由は3つあります。
【水分の与えすぎは乾燥肌を悪化させる】
ローションをたっぷりと含んだシートやコットンで顔を覆うことで肌を保湿するのがパックの目的ですが、これをやりすぎると角質層がふやけてもろくなり、肌の水分が蒸発しやすくなるだけでなく、雑菌が入り込みやすくなってしまいます
肌を水分で浸しすぎることで、「皮脂を分泌して乾燥から守る」という肌が本来持つ保護機能を低下させることにもつながります。
乾燥しやすく傷みやすくなった肌は、荒れたり剥けたりニキビもできやすくなってしまうのです。
またもったいないからと長時間パックをつけていると、乾いてきたパックの方に肌にある水分が移って乾燥を悪化させることもあります
だから保湿・保水にいいとされているフェイスパックは使い方によっては余計に悪化させてしまう場合があるのです
【栄養の与えすぎでニキビは悪化する】
フェイスパックには様々な美容成分が配合されているため、ニキビと相性の良くない成分も含まれている可能性もあります。
保湿系のフェイスパックも、ニキビの予防段階であれば効果が期待できることもありますが、すでにニキビができている肌にとっては、パックの種類によってはニキビにとって刺激のある成分が配合されている可能性があるので刺激が強すぎてしまうケースもあります
【フェイスマスク密着時のニキビへの刺激】
シートマスクにはたっぷりの水分が含まれておりますので、肌触りなめらかで刺激も少ないように思えますが、凸状のニキビには密着することでの圧迫感が刺激となる場合もあります。
では、シートタイプのフェイスパックでなくピールオフタイプのものならどうでしょうか。
やはりこちらも「剥がす」という動作がやはりニキビに対する刺激となって、症状悪化を促進します。
毛穴の汚れが取れていいように感じるかも知れませんが、剥がす動作でニキビがつぶれてしまい、より雑菌が繁殖しやすい肌環境を作ってしまいますのでおすすめしません。
【じゃあニキビがある時はフェイスパックしない方がよい?】
先ほど話した理由で赤く炎症したニキビには逆効果となってしまう場合もあります。
ニキビ以外の効果、例えばシミや美白、肌ハリと言ったエイジング系の肌トラブルには効果的なパックもありますので、そうした実感を感じたい方は積極的に試してみると良いでしょう。
「保湿したいけどニキビがある・・・」など、保湿ケア目的でフェイスパックを利用したい場合は、ある程度ニキビを治しておくのがベターです。
ニキビがあるのにフェイスパックを使いたい場合には、毎日使うのではなく週に1・2回のペースにしておきましょう。
ひどいニキビがある部分には切り込みを入れて、保湿成分が浸透し過ぎるのを防ぐのも一つの方法です。
そうすることで、炎症部分を避けて、健康なお肌のところからぐんぐんと美容成分が浸透していきますよ^^
是非あなたに合ったパックを見つけてみてくださいね!