- 2016-4-4
- セルフ治療, ニキビケア(セルフ)

厳しい寒さが続いたと思ったら、今度は春のような暖かさですね。
お花見はもうやりましたか?花粉たくさん浴びましたか?(笑)
またあなたがニキビの出やすいお肌なら、寒暖差の大きい気候の時は、かなりお肌に負担がかかっているのです。
なぜならこんな時の暖かさは、乾燥状態を作るからです。
乾燥で角質が硬くなると一斉に皮脂詰まりが発生しても不思議ではないからです。
そんなニキビ肌を改善したいと思い、たくさんの情報を調べているかと思います。
そんなときに必ず目にする「水洗顔」。
今回はこの「水洗顔」が本当にニキビ肌にいいのか。ご説明したいと思います。
【水洗顔がニキビにおすすめな理由とは?】
1.過剰なケアを止めて肌を育てる!
ニキビは洗顔が大切という常識が広く流通し、その結果適切でない洗顔料や間違った洗顔法によって、ますますニキビ肌の深みにはまっていくケースが後を絶ちません。
例えば、洗顔方法を間違えて、お肌をバリアするための皮脂まで落としてしまい、乾燥肌をどんどん進めてしまうことがあるのです。
またこの時期だと、バリアがない状態で花粉などの外部刺激からお肌のトラブルを増やしてしまうことも十分にあり得るのです。
深みにはまったニキビ肌に共通しているのは、肌が育つ間もなく角化し、未熟な角質細胞で肌が作られるようになっていることです。
未熟化の原因は角質が予定より早く剥がれるようになった何かが背景にあります。
バリアである角質が未熟だと、悪循環が繰り返されるようになります。なぜならターンオーバーが早まり、ますます育った角質が作られなくなり、皮脂詰まりは発生を続けるようになるからです。
・硬く、皮脂をスムーズに分泌できない
・皮脂が詰まりやすく、ニキビが出来続ける肌構造そのもの ・ちょっとした刺激で赤みや炎症を起こすようになる ・炎症を繰り返し、次第に敏感さを増していく |
これが深みにはまったニキビ肌です。
皮脂詰まりが恒常化し、アクネ菌の増殖環境が絶えず、炎症ニキビに繋がるようになっています。
実はこのような迷路に入り込み、何をしても肌が敏感に反応するようになったニキビ肌にとって、水洗顔が実によい効果をもたらすのです。
良かれと思い使用していた洗顔料をやめることによって、本来の育つ力が発揮できる環境が整う場合があります。
角質が剥がれやすくなるクレンジング料や洗顔料の使用を続けた肌は、角質層を構成する角質の未熟化が進み、洗浄剤や化粧品に反応する敏感な肌になっていたり、様々なダメージにも敏感になっています。
またこのような肌には、角質に優しいはずの石けん洗顔さえ、石けんの持つアルカリ性質が、炎症を拡大する刺激として働いてしまいます。
水だけによる洗顔は汚れを落とす能力の低いものです。
しかし角質層のバリア能力が低下し、炎症に巻き込まれやすいニキビ肌にとっては、この上なく肌に優しい洗顔になります。
敏感になってる肌にとっては、汚れをしっかり落とすことよりも、刺激のないことが何よりも大切なことなのです。
炎症のあるニキビ肌に水洗顔が注目される理由です。
ニキビが出来やすいと言われる
脂性肌タイプに実はおススメ!
2.皮脂分泌を制御する
お湯でしっかり皮脂を取り除きたいと言う気持ちも分かるのですがそれはあまりよくないこともあるんです。
なぜならお湯で顔を洗うことで、大切な水分が蒸発してしまうからです。
乾燥した肌はダメージを受けやすくなり、過度なバリア機能で炎症を起こしやすくなるのですから、効率的ではありません。
気になる皮脂も水だけで十分に抑えることが出来るのです。
お湯では大切な皮脂までもごっそり取り除かれてしまう可能性が。
乾燥肌が進んで、敏感肌になって、ニキビが出来やすい環境と、負のループが繰り返されることになってしまうからです。
脂性の人はどうしてもしっかりと洗いたいと思ってしまうのですがここはぐっと我慢して!
勿論必要以上に皮脂を取り除かなければ、お湯でさっと洗顔することもOKですが、適した程合が分からない人は、是非水洗顔を試してみてください。
【水洗顔のデメリット】
「水洗顔」を実践したものの、逆に肌荒れがひどくなり、乾燥肌が進行した・・・。という方かなり多いと思います。
実は水洗顔には最大のデメリットがあります。それが“リバウンド現象”なんです。
水洗顔を実践してしばらく経つと、急激に肌の状態が悪化して肌荒れなどのトラブルが頻発することがあります。
このリバウンド現象がおこる原因はかつての過剰なスキンケア。
水洗顔を実践すると一切コスメを使用しないケアになるため、保湿や美容成分に慣れていた肌がある種の“反発”を起こすんです。
このリバウンド現象がもたらす悪影響はとてつもなく、確実に誰もがショックを受けるレベル。
つまり、メイクなしに外出できないほど酷くなる場合もあるんです。
また水洗顔には、合う人と合わない人がいることもしっかりと覚えておいてください。
リバウンド現象が起きてもしばらく続けることでお肌の状態が安定するのなら、水洗顔が合っている可能性があります。
しかしリバウンド現象が落ち着かず、ずっと肌荒れしている状態だったり、乾燥状態が続いているのであれば、合っていない可能性があるので、元のスキンケアに戻すことが懸命かもしれません。
【ニキビ肌でお悩みの方必見!水洗顔とは?やり方は?】
よく聞く水洗顔ですが、意外にやり方を知らない人が多くいます。
ただお湯を水に変えて洗顔するだけ?いえ、そうではないんです。
本当の水洗顔のやり方は、「水だけで洗って、その後化粧水もつけない」これが基本となります。
そこでよくある質問が、「朝やるのか?夜やるのか?それとも両方?」についてですが、そもそも、「朝」洗顔料を使って洗顔する必要はあまりないかなと思います。
何故なら普段洗顔料で落とすべき汚れが寝起きの顔に付着していないからです。
寝起きにつく汚れほこりや軽い皮脂なんかは水だけで十分洗い流せる場合が多いのです。
しかしあまりにも朝から脂っぽい顔になる人は、洗顔料を使うようにしてみてくださいね。
また水洗顔は、肌の自然治癒力を促進する方法であって、決してスキンケアをせずにお肌を放置するということではありません。
なので水洗顔をやめる時期を自分で決めなければいけないのです。
例えば、
・もう少し肌の安定感が出来るまで水洗顔とノーケアを通し、肌へのダメージを避ける生活が、肌の育つことに繋がる。
・もう敏感な反応はなく安定している。次のステップへ積極的に進むことが肌が育つ環境作りになる。
など毎日自分で自分のお肌の状態をしっかり確認することが重要。
もし判断が早すぎでもそれはまた水洗顔を始めればいいので、しっかり自分のお肌の状態を見極めて、水洗顔が今必要なのか?
自分に合っているのか?今はやるべきではないのか?など判断して実施してくださいね!
水洗顔をしてても、洗顔料を使用して洗顔をしたとしても最後にスキンケアをしなくては意味がありませんので(;’∀’)
必ず美容成分をたっぷりと最後に与えて下さいね。
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