
ニキビやニキビ跡が目立つと皮膚科に行かれることもありますよね。
その際に「アダパレン」といった成分が配合されるお薬を処方される事が多いと思います。
そこでアダパレンとは一体何なのか?などをまとめてみようと思います。
アダパレンとは
アダパレンは簡単に言うとレチノイド(ビタミンA誘導体)と似た働きをする物です。
このアダパレンで有名なのがディフェリンゲルです。
ディフェリンゲルとは、2008年10月に認可された日本 初の外用レチノイドの保険適用のニキビ治療薬で、アダパレン配合の外用薬です。
欧米ではすでに10年以上前に認可され、現在もニキビの第一選択薬として処方されています。
世界80カ国以上で使用されており、認可間もない日本でもすでに多くの実績をあげています。
ディフェリンゲルに合配合されているアダパレン(レチノイド)はピーリング効果やお肌のターンオーバーを促し、角質を取り除く作用があります。
毛穴の詰まりを予防してくれるのですね。
毛穴の詰まりを予防する事で、新しくニキビが出来る環境を防いであげよう!という事なのです。
また、細胞を再生する力や肌奥深くにあるメラニンを排泄してくれる効果もあるため、ニキビ跡のシミの根本的な治療が出来ます。
ここまで嬉しい効果を書いたので、今度は逆の効果を書かせて下さい。
アダパレンのデメリット
前述したようにアダパレンには角質を取り除く作用があります。
角質を取り除くつまり、肌を乾燥させます。
お肌の乾燥を引き起こし、痒みやカサカサ、赤み、ヒリヒリ感などの副作用が生まれてしまいます。
これらの副作用はアダパレン配合の塗り薬を使用した方の8割が経験していると言われています。
それだけ強すぎる成分のため、妊娠中の女性は妊娠予定の方は絶対に使えない成分なのです。
ニキビ、ニキビ跡への効果が高いとは言え、肌の乾燥などを引き起こす事で、余計にニキビ、ニキビ跡の悩みが悪化する方もいます。
そして、使用できない可能性もある程、威力が強いアダパレン。
アダパレン配合の物を使用される場合は必ず、皮膚科のお医者様からのご意見を聞いて、パッチテストを行ってからご使用を始めて下さいね。