
この記事では、ニキビ跡の気になるボコボコが出来てしまうメカニズムについて紹介しております。
ニキビが出来た後に顔に居続けるニキビ跡。
赤黒く見えるものや、ボコボコ触った時にも気になるニキビ跡がありますよね。
このボコボコしているニキビ跡を「クレーター」とも言いますが、クレーターが出来てしまうメカニズムについてはご存知でしたか?
実はこのクレーター状のニキビ跡になるにはしっかりと理由があるんです。
クレーターニキビ跡が出来るメカニズム
1.毛穴の中にある皮脂腺から出た皮脂や古い角質が毛穴に溜まる。
↓
2.あなたもご存じのアクネ菌に皮脂や古い角質が感染し、炎症ニキビ(赤ニキビ)が出来る。
↓
3.ニキビを治すために体の免疫機能が働き、白血球などがアクネ菌と対決をする(この状態の時に膿が出ます。)
↓
4.白血球が戦っている時に異常なコラーゲンが作られてしまい、瘢痕組織が出来る。
↓
5.炎症ニキビ部分の組織を修復しようとする細胞と瘢痕組織によって皮膚が修復される。
↓
6.この時に毛穴の形を残したまま瘢痕化する→毛穴が開いて見えるニキビ跡
毛穴が大きく損傷を受けた状態で瘢痕化する→凹んだ形のニキビ跡になる。といったメカニズムになります。
クレーターになってしまうと、どうしても治りが遅くなりますよね。
そもそもクレーターになりやすい人にも特徴があるんです。
※瘢痕(はんこん)・・・外傷が治癒したあと皮膚に残る変性部分の事。
クレーターニキビ跡になりやすい人の特徴
・ニキビが出来るとすぐに赤く炎症を起こしやすい人(白ニキビの時間が短い人)
・皮膚に厚みを感じる人
・新陳代謝が悪い人(肌のターンオーバーが乱れている人)
・ニキビを潰す癖がある人
になります。
上記の条件が当てはまる方は、クレーターニキビ跡になりやすい可能性が高いです。
クレーターニキビ跡をケアする方法
では、こういった過程でなってしまったクレーター状のニキビ跡を治すためにやってほしい事ですが、、、。
ズバリ、「お肌のターンオーバーを正常に行わせる」ケアが必要になります。
そこで規則正しい生活を送って頂くのはもちろんですが、、、。
食生活の時にビタミン以外にもミネラル「亜鉛」をしっかり摂っていくようにしましょう。
亜鉛は、お肌の細胞分裂や新陳代謝機能の向上、改善に非常に強い関りがあります。
ビタミンや亜鉛をしっかり摂る事でお肌のターンオーバーを正常に行わせるサポートをしてくれますので、クレーター状のニキビ跡を繰り返す方には「亜鉛」をオススメしますよ。
しかし、亜鉛は取り過ぎてしまうと副作用が過剰症が出るので、過剰摂取は厳禁ですよ!
亜鉛はサプリメントなどでも良く販売されておりますが、出来れば食事の時に摂取する事をオススメします。
牡蠣、レバー(豚肉)、いかなご、しゃこ
など、幅広い食品に含まれているので、是非、意識してあげてみてくださいね。